CPUとインターフェースの種類

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CPU コア、命令セット、インターフェースの種類を一覧表にしておきます。

CPUコア の種類

コアのシリーズ名開発(販売)元命令セットRISC/CISC主な用途
ARM Coretex-AARMARMRISC組込み(Linux)
ARM Coretex-RARMARMRISC組込み(RTOS)
ARM Coretex-MARMARMRISC組込み(IoT)
Core iIntelx86(x64)CISCWindows
RyzenAMDx86(x64)CISCWindows
XeonIntelx86(x64)CISCサーバー
Ryzen ThreadripperAMDx86(x64)CISCサーバー
AtomIntelx86(x64)CISC組込み(IoT)
RXRenesasRXCISC車載他
Tensilica(Xsilica)CadenceTensilicaRISC組込み
ARCSynopsysARCRISC組込み
SiFive U CoresSiFiveRISC-VRISC組込み(Linux)
SiFive S CoresSiFiveRISC-VRISC組込み(RTOS)
SiFive E CoresSiFiveRISC-VRISC組込み(IoT)
POWERIBMPOWERRISCサーバー
CPU コアの種類

比較的有名な CPU コアの種類を(筆者の独断と偏見で)列挙しました。CPU コアの開発は、CPU メーカー、IP ベンダー、有志団体が行います。Intel、AMD、Renesas は自社で CPU を開発してそれを自社製品に組み込む CPU メーカーです。ARM、Cadence、Synopsys は CPU の IP のみを販売して自社では CPU 製品を持たない IP ベンダーです。ただし IP ベンダーは、CPU IP を開発していた会社を買収して自社の IP ラインナップを強化したりしています。RISC-V という命令セットは有志団体が開発したオープンソースで、SiFive などの CPU メーカーがその命令セットを使って CPU 製品を作っています。

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命令セットの種類

命令セットの名前開発元RISC/CISC
x86Intel/AMDCISC
ARMARMRISC
MIPSMIPS Technologies,RISC
RISC-Vカリフォルニア大学
バークレイ校
RISC
POWERIBMRISC
命令セットの種類

比較的有名な命令セットの種類を列挙しました。x86 は Windows 向けの CPU や Linux 向けの CPU で広く使われている命令セットです。ARM は、スマートフォン、家電製品、IoT 機器、産業機器などの組み込みシステムで広く使われています。RISC-V は、米中貿易戦争の影響から、2020 年前後に改めて注目されるようになりました。

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インターフェース

I/F の名前接続主な用途備考
USB有線汎用
Ehter有線TCP/IP 通信「有線 LAN」とも呼ばれる
PCIe有線パソコン、汎用PCI Express
Serial ATA有線ストレージSATA とも書く
SCSI有線ストレージ「スカジー」
SAS有線ストレージ
CAN有線車載ECU 間の通信
LIN有線車載ECU とセンサー・アクチュエータ間の通信
WiFi無線TCP/IP 通信IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax
Blutooth無線スマホ、IoTIoT 向けは「BLE」という規格
Zigbee無線IoT
I2C有線汎用
SPI有線汎用
UART有線汎用
GPIO有線汎用Gereral Purpose IO
インターフェースの種類
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