半導体の勉強におススメの本

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半導体に詳しくない技術者が半導体のイメージ(雰囲気)を掴むのにおススメの本です。本のタイトルでは IoT を冠していますが「半導体の入門書」として優れた一冊です。シリコン (Si) の結晶に不純物を入れて半導体になるという初歩的な説明、多くの半導体 (特に LSI) で使われている CMOS プロセスによる MOS FET の構造、半導体の種類 (メモリ、マイコン、ASIC、アナログ LSI 等)とその原理、といった基本的な情報が網羅的に、かつ分かりやすく書かれていています。ロボットの重要な構成要素である、センサー、通信、CPU についても、原理から学ぶことができます。初心者だけでなく、ある程度半導体に詳しい技術者の学び直しにも適した良書です。

 


半導体のオーソドックスな入門書です。CMOS プロセスを中心とした半導体の構造や原理から製造工程までバランスよく書かれています。半導体業界の新人や半導体関連の研究室の学生におススメの本です。ロボットを勉強する技術者にとっては、やや要素的な内容かもしれません。昔から長く読まれている良書で、2021年に改版されています。

 


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